横並びダイニングのデメリット

家づくり

横並びダイニングとは、キッチンとダイニングテーブルを横並びにする配置のことです。

そして、私は横並びダイニング反対派です!笑

これは言い切っているのですが、今回はその理由をお伝えします。

逆にこれらのデメリットを上回るほどのメリットを感じている人がいれば横並びダイニングを選択しても後悔しないでしょう!

それではいきます。横並びダイニング採用予定の人は覚悟してください…

メリットについて

ここではあえてメリットについては触れません。なぜなら、私自身がどれだけ調べてもメリットだと感じられることがないからです。

ということで、横並びダイニングを採用する場合によく言われるメリットについてはいろいろ調べて見てください。

強いてメリットを挙げるならば、やりたい配置にした満足感は得られるんじゃないでしょうか?

デメリット① 動線が長くなる

よく言われるメリット「配膳や片付けの動線が短くなる」というものに対していつも思うのですが、家事動線は長くなります。

ダイニングとキッチンをくっつける場合、キッチンに行くためにダイニングテーブルを回り込んでいく必要があります。

ダイニングテーブルとキッチンを離す場合、ダイニングテーブルを回り込む必要はありませんが結果的に配膳や片付けの時横移動の距離は長くなります。

デメリット② ダイニングとキッチンのシンクが近すぎる

実際に展示場などでキッチンと横並びのダイニングに座ってみると感じると思うのですが、キッチンのシンクと近過ぎます。

写真のように間に仕切る壁がないような場合であれば、水も跳ねてくるでしょうしなんだか臭いもしてきそうです。特に、臭いの強い食材を下ごしらえした後のシンクの横では食事できませんね…

私は飲食店での勤務も経験があるのですが、キッチンの中で賄いを食べている時を思い出します。ダイニングにいてもキッチンで食べているような感じなんです。

これ以上は横並びダイニングへの批判というより、主観的な嫌悪感になってきそうなのでもうまとめます!笑

まとめ

そもそもリビング・ダイニング・キッチンを同じ空間にしたのは住まいの歴史上かなり新しいことなんです。

私の実家はリビングだけは独立してましたし、ちゃぶ台が置いてあるような時代はそもそもリビングはダイニング(お茶の間)と兼用でキッチンとは仕切られていました。

最近はSNSなどで間取りの投稿が目立つようになり、家事動線が短いことが優れていると評価される傾向にあると感じています。

しかし、今一度何を目的とした空間なのかを振り返ることも大切です。

家事動線ばかり考えているとダイニングは食事に集中し楽しむためではなく、家事をする上で皿を出し入れしやすい場所になってしまいます。

ちなみに、私の家はダイニングはありません。なぜなら食事を取るのもテレビを見るのも全て家族と一緒に過ごすのが目的で、リビングとダイニングで分ける必要がないからです。

時代や流行によって良いとされる間取りは左右されますが、家を建てようとしているあなただけの最適解はあなたの中にしかありません。さらに、一緒に住む家族との間にしか良い暮らしは実現しません。

だからこそ、自分が喜ぶポイントや家族が喜ぶポイントを言葉にしておくと家づくりで失敗しづらいんです。

このブログが少しでも良い家づくりのお役に立てば幸いです。

ご意見ご感想があればぜひコメントしてください!

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