家づくりをする理由

家を建てるのには、理由が必要だと考えています。大きなお買い物なので理由があるのは当たり前のことなんですが、私からするともっと気持ちを言葉にして覚悟を決めて家づくりした方が後悔がないと思うのです。

結婚したり子供が生まれたら家を建てるものだと考えていた、周りが建て始めたからうちもそろそろ…そんな感じで家を建てると、きっと後悔します。

せっかくこのブログで出会うことができたので、後悔のない家づくりの参考になれば幸いです!

家を建てる理由を決めれない原因

家を建てる理由を決められないのには原因があると考えています。それは、家を建てる・購入する方の経験不足です。

例えば、洋服を買うときとか車を買う時って目的が大切ですよね?どんな目的でどんなシーンで使って、どんな機能が必要なのか、などなど…

でもこれって、初めから完璧に目的を決められていた人っていましたか?

私の場合、服を初めて買った時はとりあえずたくさん色を揃えればいいと思っていましたし、車はとりあえず走ればいいので安ければ安いほどいいと思っていました。

買い物は失敗からしか学べない

お買い物を何回もしていると、徐々に失敗や後悔をすることは減ってくると思います。(それでも完全には無くなりませんが…)

かっこいいと思って買った靴が足に合わなかったり、車に乗る生活になったら意外と長距離ドライブ旅行が楽しくなったり。使っているうちに買う時には想定していなかったことが見つかってきます。

そういった経験があるからこそ靴は履き心地を重視で必ず試し履きして歩きやすさも確認してから買うようにしたり、車は低燃費であることを重視して検討したりして成功に近いお買い物ができるようになっていきます。

では、家はどうでしょうか?

失敗を経験できないし、家づくりや新築での暮らしなんてイメージできません!

実家暮らし・賃貸暮らしは参考にならない!

家づくりをする上で参考になりそうなのは、戸建の実家や賃貸での暮らしです。

はっきり言います、参考になりません。

なぜなら、実家は両親や祖父母の人生のストーリーがありその上でさまざまな選択をして建てることになった家です。住んでいるだけでは家の一部を使っている経験はできても、建てる経験はできないのです。

他人の成功や失敗から学べれば、もっと楽に生きられるのでしょうね…でも、残念なことに予習と対策はできてもあくまでも他人のことなんです。

あと、賃貸での暮らしもあまり参考になりません。「あまり」というのは、戸建賃貸に住んでいた人が建売住宅を買うような場合であればまあまあ経験が生きるとこはあるかもしれないということですね。

それでも、30年以上住み続ける土地と建物を選ぶ・決断するというのは経験できないのです。

家づくりの前に自分と向き合いましょう!

では、有効な対策とは何か?それは自分と向き合い家づくりをする理由を明確にすることです。

これまでの人生でしてきた小さな決断や大きな決断、それに伴う成功と失敗…

それは家づくりそのものではありませんが、あなたがどのように選びどのような点で満足したり後悔してきたのか、その価値観が現れているはずです。

私の場合は、五感的にリラックスできるか、身の丈に合っているのか、あれば嬉しいけどなくても大丈夫なものは買わない、とかが買い物するときの価値観です。

これは家づくりにもかなり表れています。持ち家自体がなくても大丈夫な気もしますが…それは置いておきましょう!笑

自分の人生を自分で振り返るのもいいですし、私のブログを見て一緒に人生を振り返ってもいいと思います。

ただ、注意してもらいたいのは家づくりはすごくタイミングが大切です。土地選び、間取り、住宅ローン、ハウスメーカー選びなど、家づくりの決断すべきタイミングでその準備ができていないなんてことはよくあります。

だからこそ、2〜3年後のことだと思わず早めに家づくりのことを考えておくのをお奨めします!

ご意見や質問などあれば是非コメントしていただけると嬉しいです!

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