住宅営業マンをしてつらかったこと

私は住宅営業マンを3年しておりました。長い期間ではありませんが、大切なお客様にたくさんお会いすることができて忘れられない経験です。

住宅営業マンというと、華やかなイメージときつそうなイメージがあると思います。今日は、私が個人的に住宅営業マンをして辛かったことを伝えたいと思います。

家づくりはいいことだけではない

まず、家づくりはいいことだけではないということです。

家を建てる人に幸せになってもらうために、家を建てることで幸せになると信じて仕事をしていました。しかし、必ずしも建てる必要はないと思います。

みなさん何かしら現状の暮らしに不満があって注文住宅を建てることでそれを解決できると考えて展示場に来ます。しかし、家を建てることは手段の一つに過ぎないと思います。

家を建てたいと言う人をわざわざお断りはしませんが、もっと家づくり意外でもお悩みに寄り添えればよかったなと思います。

もっと上手に家づくりしてもらいたかった

私は3年間家づくりに関わらせていただいて自分自身も家を建てたからこそ、どんなふうに家づくりをすればうまくいくのか知っています。

しかし、出会ったタイミングなどもあって全ての人に理想的なスケジュールで家づくりを進めてもらうことは難しいです。

家が必要になるタイミングと、ぴったりの土地が見つかるタイミングと、家づくりの知識がついてくるタイミングはそれぞれ異なります。特に、知識がついてくるのが家づくりのかなり後半になります。

本来は最初に知識をつけて、家が必要になったタイミングが来て、ぴったりの土地が見つかるといいのですが…

家づくりで一番初めにするべきこと

家づくりを検討していまだに多くの人が最初にするのが住宅展示場巡りです。しかし、これは誤りで、私はまず基準づくりをするべきだと思います。

一生に一度の家づくりは結婚に近いと考えています。恋愛や結婚に例えれば、住宅展示場は出会いの場所。全く恋愛経験がないのに婚活パーティの参加者の中から結婚相手を選ぶのは難しいと思います。

つまり、今後の人生を共にする家を建てるためには、結婚相手に求めるような条件をしっかりと決めておく必要があるのです。

家づくりで最初につまづくところ

そしてこの家づくりの条件、基準作りが非常に難しいのです。なぜなら、家づくりを経験したことがある人は少ないからです。

だからこそ営業マンがいて、お家づくりをサポートするのですが建てる施主様自身がどんな家を求めているのか曖昧なことがほとんどです…

家づくりの前にぜひ自己分析を!

そこでおすすめなのが、自己分析です。

過去の経験からどんな選択をすれば自分が後悔をしないのか、満足するのかを徹底的にリサーチしてそれをもとに基準を決めるんです!

恋愛や結婚に例えれば、「生活力がある」「車を運転している時も性格が穏やか」みたいな…笑

さらに深掘りして、どこまでだらしないのを許容できるか、イラついた時にどんな性格になるか…こういったことを深掘りして大切にしている価値観を分析すれば、結婚する人と価値観のずれが少なくて済みますよね。

お家づくりもそんな作業が必要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました